

ホメオパシー(homeopathy)は、ホリスティック医療とされ、代替医療の一種で、同種療法・同毒療法・同病療法などと言われています。ある症状を持つ患者に、もし健康な人間に与えたら似た症状をひき起こす物質(レメディー)をごくわずか与えることで、症状を軽減または治癒させようとするものです。ヨーロッパでは医療保険の対象になっている国もあり、英国王室の主治医はホメオパシー療法家である程、大変信用されている療法です。
ホメオパシーでは、一般的には小さな砂糖粒などに様々な物質を極度に稀釈して染み込ませた、レメディーと呼ばれるものを服用します。レメディーの種類は4000種とも、もっと多いとも言われており、その中でも応用範囲が広く、常用されるのは500種くらいです。レメディーは、すでに現れている症状の治療目的に使われることもありますが、表面に表れた症状よりも、その病気を起こさせた根本の原因を治療する場合にも使われます。
自己治癒力を含む生命力を高め、肉体的、心理的、精神的な方向が本来あるべき方向へ修正されると言われています。花粉症で涙がでるという症状があったとします。この症状に対するレメディー(ホメオパシー薬)は、健康な人に涙を出させるような物質ということになります。
そのいい例がタマネギです。このタマネギを薄めて服用すると、花粉症に効果があるというのが基本的な考え方です。
実際このような症状に使われるアリウム・セパというレメディー(ホメオパシー薬)は、タマネギのことです。
結膜炎にかかった患者が、ちくちくする、焼ける様な痛みがある、瞼が赤く腫れ上がっているという症状には、刺されると皮膚が赤く腫れ上がって熱を持ち、ちくちく刺す様な、焼けるような痛みがある、蜂の毒液(Apis・エイピス)が使われます。
ホメオパシーは、今から約200年前、ドイツのサミュエル・ハーンという医師が系統だてた自然療法です。
ドイツだけでなくヨーロッパ各国をはじめ、アメリカ、インドでも多くの人に使われています。
ヨーロッパの権威ある医学雑誌であるラセットやブリティッシュ・メディカル・ジャーナルなどの記事でも、1990年代に入ってホメオパシーを利用する医師、患者さんが飛躍的に増加しているとかかれています。
日本でも、ある動物病院ではホメオパシー治療を取り入れているところもあります。
しかし、残念ながら日本ではまだ法的には認められていません。
ドイツ人医師サームエル・ハーネマン(1755年 - 1843年)によって始められた。マラリアの治療薬であるキニーネを自ら飲んだところ、マラリアそっくりの症状が出たことがこの理論を考案するきっかけとなったといわれています。ハーネマンの主著『オルガノン』(1810年刊)によると、類似したものは類似したものを治すという類似の法則があり、ある物質を健康な人に投与した時に起こる症状を治す薬としてその物質が有効であると主張しました。その物質が限りなく薄く希釈される(ハーネマンの表現を借りれば「物質的でなくなる」)ほど治癒能力を得ることが出来ると考えました。
ホメオパシーで使われるレメディーは 自然界の植物・鉱物などからできていて、それを非常に薄めて毒性を無くしたものです。
自然のものですので、安心・安全ですので、どんな方でも安心して使うことが出来ます。
ホメオパシーは、わんちゃん達の心にも癒しをもたらせます。症状のつらい部分、気の乱れなどが緩和されることにより、心も元気になってくるのです。
ホリスティックという言葉は、関連、つながり、バランスといった意味に解釈されています。
健康や癒しとは本来、身体だけではなく目には見えない心にも関係があります。
気と整えることは、犬達の日々の生活もより一層活動的になることでしょう。
関連、つながり、バランス = 体、心、気
ホメオパシーでは、原因を出し切る事にポイントが置かれています。
原因を抑えてしまうと、抑えられた原因は別の場所を探し始め違う形で別の症状が出たりして、なかなか直らなかったりする場合があります。
ホメオパシーは、根本から原因を出し切っていくことなのです。
自然治癒力が動き始めると、体の中に溜まっていたものを出そうという働きが起こります。
健康の体に戻ろうとする際の働きで、レメディーそのものが体に悪い影響を与えているわけではありません。